今頃・・池袋ウエストゲートパークとは
今頃になって石田由良「池袋ウエストゲートパーク」を読んでいます。
2001年の夏に第一刷が出ていますから、あれから何年~です。
初めてこのシリーズを読んだときは今回ほど感嘆もしなかったし、あっさりと読み終えました・・・ような気がします(^^;)
それにしても今、改めて読んでみてもなんら過去からの時代の流れも感じることなく、10数年前よりも素直に心にしみてくる。小説中に出てくるPHSが、携帯でもスマホでもないところもあまり意識せずに、読めました。
何年か前に確かテレビドラマにもなってましたが、その当時は放映時間がこちらと合わず、見ていません。
石田由良のデビュー作でもあるこの作品はシリーズ化されました。
この第一作めの解説を池上冬樹氏が書いています。以下、冒頭を抜粋してみます。
・・・
人それぞれ見方があると思うが、その作家が優れているかどうかを考えるとき、僕は、どのくらい海外作品の豊かさを血と肉にしているかを見る。物語やキャラクターに新しさと厚みがどのくらいあるのか、物語は本筋と脇筋がしっかりと絡み合っているのか、キャラクターはひとつの役割ではなく多面的で複雑な人物像になっているのか、である。
一言で言うなら、どのくらい海外作家の影響を受けているのかとなるけれど、ただ影響と一口に言っても、作家はなかなか自分の核心部分を語らないもの。だから、こちらの勝手な推測になることが多いのだけれど、それでも海外作品を想起させる、海外作品のレベルに達してしまうというのは、ある程度の実力をそなえているからだといえる。
たとえば、本書の石田由良のように。
それにしても今回、本書を久々に読み返してみて(注・・2002年第6刷)あらためて驚いている。文章はやわらかいし、イメージは新鮮だし、なによりやわらかな感覚が眩しいくらいだ。なんと、若々しい小説であることか!
・・・・・・・
主人公は高校を卒業後、池袋西口の商店街にある家業の果物屋の手伝いをしている真島誠。
私が彼を魅力的と思えるのは、自分の中に持つ、揺るぎないもの。ただの正義感ではなく、生きて苦悩する人々の、若者たちのあらゆる感情に裏打ちされた独自の正義感、みたいなものを強く感じるからです。
なんと魅力的な若者であることか・・・
このシリーズを今度は全編読み切ることになりそうです。
本の中には真実を超えた真実があるような気がして、今日も私は読書三昧。
ところで・・・・
みほろのアタマジラミはほとんど成虫はいなくなり、取り残したたまごも、カラカラになっています。
学校は学校の問題としてではなく、個人の、家庭の問題として対応することを今日、お聞きしました。
駆除の効果がなく、何度も感染を繰り返すようになっても、個人の問題でいくのでしょうか。
しばらくはみほろの髪から目を離せません・・・・
2001年の夏に第一刷が出ていますから、あれから何年~です。
初めてこのシリーズを読んだときは今回ほど感嘆もしなかったし、あっさりと読み終えました・・・ような気がします(^^;)
それにしても今、改めて読んでみてもなんら過去からの時代の流れも感じることなく、10数年前よりも素直に心にしみてくる。小説中に出てくるPHSが、携帯でもスマホでもないところもあまり意識せずに、読めました。
何年か前に確かテレビドラマにもなってましたが、その当時は放映時間がこちらと合わず、見ていません。
石田由良のデビュー作でもあるこの作品はシリーズ化されました。
この第一作めの解説を池上冬樹氏が書いています。以下、冒頭を抜粋してみます。
・・・
人それぞれ見方があると思うが、その作家が優れているかどうかを考えるとき、僕は、どのくらい海外作品の豊かさを血と肉にしているかを見る。物語やキャラクターに新しさと厚みがどのくらいあるのか、物語は本筋と脇筋がしっかりと絡み合っているのか、キャラクターはひとつの役割ではなく多面的で複雑な人物像になっているのか、である。
一言で言うなら、どのくらい海外作家の影響を受けているのかとなるけれど、ただ影響と一口に言っても、作家はなかなか自分の核心部分を語らないもの。だから、こちらの勝手な推測になることが多いのだけれど、それでも海外作品を想起させる、海外作品のレベルに達してしまうというのは、ある程度の実力をそなえているからだといえる。
たとえば、本書の石田由良のように。
それにしても今回、本書を久々に読み返してみて(注・・2002年第6刷)あらためて驚いている。文章はやわらかいし、イメージは新鮮だし、なによりやわらかな感覚が眩しいくらいだ。なんと、若々しい小説であることか!
・・・・・・・
主人公は高校を卒業後、池袋西口の商店街にある家業の果物屋の手伝いをしている真島誠。
私が彼を魅力的と思えるのは、自分の中に持つ、揺るぎないもの。ただの正義感ではなく、生きて苦悩する人々の、若者たちのあらゆる感情に裏打ちされた独自の正義感、みたいなものを強く感じるからです。
なんと魅力的な若者であることか・・・
このシリーズを今度は全編読み切ることになりそうです。
本の中には真実を超えた真実があるような気がして、今日も私は読書三昧。
ところで・・・・
みほろのアタマジラミはほとんど成虫はいなくなり、取り残したたまごも、カラカラになっています。
学校は学校の問題としてではなく、個人の、家庭の問題として対応することを今日、お聞きしました。
駆除の効果がなく、何度も感染を繰り返すようになっても、個人の問題でいくのでしょうか。
しばらくはみほろの髪から目を離せません・・・・
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