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zoom RSS 保育園・児童館編 3 おまけはぼろ家〜

<<   作成日時 : 2018/07/03 00:36   >>

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前回の続きです。


おりからのウーマンリブ運動がきっかけとなって、離婚した女性の姓が自由に選択できるように、法律が昨年改正されていましたから、偶然の結果とはいえ嬉しいことでした。
一つ家に住みながら子供たちは夫の姓、私は旧姓という最悪の状態にならずにすみましたから。
とはいえこの手続きには、裁判所の認定を受けなければならなかったのです。幸い、職場の位置が官公庁に近くて、家庭裁判所まで急いで歩いていけば20分ほどでしたので、仕事の合間に行き、手続きをしました。

新しい職場にも慣れて収入も安定し、社会保障の恩恵も受け、不規則不定額でしたが元夫からの養育費の支払いもあり、ようやく内職の名簿作りを夜半までしなくても、そこそこ生活できるようになりました。
慰謝料はなし。これはせめてもの私の矜持でしたから。

夏休みに入りました。小学生の上二人は一日中、区役所の隣にある児童館で過ごさせました。この児童館の存在を長く知らなかった私は、長女が三年生になるまで鍵っ子で育ててしまいました。寂しい思いをさせました。弟たちを連れて仕事から帰るまで、洗濯物を入れお風呂の掃除をし、お米を洗って炊いてと、大忙しだったようです。時には熱をだした末の弟の看病と世話のために学校を休ませたりもしました。
でもこれからは違います。
この夏は、指導員が常駐する児童館で遊んだり、宿題をみてもらえます。
お弁当を持たせた長女と長男と朝、家の前で別れます。私は次男を連れ保育園に預けてから出勤します。手を振る子供たちの指先で、朝日がきらきらと輝いていました。

そんなある日曜日、子供たちを連れて名古屋市のお祭りに出かけたことがあります。公園では捨て犬の里親を探すイベントが開催されていて、そこで一匹の子犬と出会ったのです。
尻尾を下げ、見るからに気が弱そうで、すがりつくように目に涙を浮かべた子犬を、放っては帰れませんでした。
チビと名付けて段ボールにいれ、表の玄関ドアの近くにつないでいましたが、近所から文句を言われてしまいました。表が駄目なら裏のトイレの横に置くしかありません。陽も射さずジメジメした場所なで、子供たちによく散歩に連れてってもらったり、時々夜に放してやりました。ところがある夜、後ろ足を引きずりながら帰ったのです。きっと車に接触したのでしょう。
でも元気で痛がって泣くこともなく、ほっとしました。

その年の暮れ、以前から申し込んでおいた市営住宅入居が決まりました。皆でチビの貰いてを探しましたが見つからず、私は思案の末、保健所に引き取ってもらったのです。野良として生かすすべもありましたが、それこそ無責任だと思ったのです。もちろん子供たちには事実を伏せ、チビはどこかへ行ってしまって帰ってこないと話しました。

住宅が決まる前に、例の小学校児童居住調査があったのです。もしも転居することになれば、子供たちの学校生活が細切れになってしまいます。そのことをお話してお願いしても規則だからの一点張り。やむなく転校させたら案の定すぐにまた転校でした。結局二ヶ月足らずで終わりました。母親としての無力を噛みしめた一件です。


あのころまだ存命だった父が、子供を分けなければ育てられないと、離婚に反対しました。若かった私はこの言葉でまたも発憤。子供は商品じゃない!と。三人一緒じゃなければ意味がなかったのです。

でも、本当に苦しく大変なときは越えていました。これまでのことを思えば、何も怖くなかった・・・ですね(-_-;)






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